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おいしいトウモロコシを食べるにはとても長い道のりがありました。

2020.07.21 | CATEGORY: ブログ

私の実家は愛知県にあり、家庭菜園に気合を入れている母が
毎日のように日々の成果をLINEで報告してくれる上に
たまにその成果物を送ってくれます。

コロナウイルスで外出自粛もなんのその。
そもそも一人暮らしで常にだだっ広い庭で作業しているので、
運動不足もコロナ太りも全く関係なしの健康な生活を送っているようで
羨ましさしかありません。

その実家で起こった桃&トウモロコシ事件について書きます。

1日目:桃の木の下に、桃の皮と種が落ちている事案が発生。
一晩で16個もの桃が何者かに食べられていた。
皮をきれいに剥いて食べた跡があったので、まさか泥棒?
・・・とも考えたが、その夜は台風並みの風雨。
おそらく動物であろうと考え、食べ跡を写真に撮って役場に相談。
役場の見解は、「ハクビシン」。
その場で、捕獲用の檻を貸し出してくれました。
おとりの桃を吊り下げ、捕獲に乗り出す。
この時点で残りの桃は収穫(30個超)
2日目:夜中は雨が降り続いたせいもあり、捕獲ならず。
おとりの桃もそのまま残っていた。
桃が檻のひっかけてある所から落ちて檻の中に置いてある状態になってしまったが
とりあえずそのまま放置。
ふと、桃の近くにあるトウモロコシが不安になり
細かい網目の鳥よけネットを全体にかけ、
30センチ間隔でネットと地面を固定する杭を打った。
これでトウモロコシは守られるだろう。
3日目:檻の中に置いてあった桃が、檻の外に取り出され綺麗に食べられていた。
檻の柵が下りる仕掛けは発動しなかったので、小柄なハクビシンが
そ~っと入って、桃を咥えてそ~っと出て行ったということになり・・・やられた!賢い!
桃を吊り下げておかなかったことが悔やまれる。
(吊り下げてあるものに触れるなど、檻に振動を加えるとと入り口が閉じる仕組みになっている)
トウモロコシに異常なし。
4日目:相変わらず雨が続いているので、雨が止んだ午後にトウモロコシを巡回。
・・・・・・・・・・・・・!!!(; ・`д・´)
トウモロコシを食べた跡発見!
外の皮をめくり、きれいに食べてある。
被害は、大きくて食べごろのものが5個。
おいしいもの分かっているようだ。
形跡を見ると鳥よけネットをめくって入り、
トウモロコシをネットの外に取り出して食べたようだ。
なんて賢い。。。
目の細かいネットに引っかかることもなく、強引に破った形跡もなく、
一本一本のトウモロコシは、きれいに完食している。
汚く食べ散らかさないだけマシ・・・・マシなのか?!
とりあえず、慌ててすべてのトウモロコシを収穫。
今年は完敗だ。

以上、桃とトウモロコシ収穫までの事件簿でした。

いまだに檻は設置してありますが、捕獲されたとの情報なし。
つまりトウモロコシは苗を植えて、水や肥料をあげて、収穫までワクワクして待つだけでは
食べられないということです。
収穫のタイミングを間違えれば、ハクビシンに全部食べられてしまいます。
害獣対策が一番大変です。
いま私の食卓に上っているトウモロコシはハクビシンの魔の手を逃れてきたものかと思うと
感慨深いです。

ありがとう、お母さん!

<食べ方>
皮を付けたままシリコンスチーマーに入れる
電子レンジで、600㍗・6分
いいサイズに切って、フライパンで焦げ目をつけて最後に醤油をたらして
ほんのり焦げ風味が付いてきたら出来上がり。
手軽でおいしいですよ~(^^♪

今夜はトウモロコシをおなか一杯食べたい 総務課Nでした🌽