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このあいだ入社しました

2019.01.21 | CATEGORY: ブログ

 

基板設計部1課の新人Hです。
ピッカピカの新入社員です。(年齢的にはピッカピカではないんですが…)
よろしくお願いします!

諸先輩方は色んな技術やお仕事の話を書いていますが、私はまだまだ知らないことだらけなので、
今回は入社前後のお話をしたいと思います。

私がクオン電子という会社と出会ったのは昨年の夏。
暑いよーツラいよーとぼやきながら就職活動をしているときでした。
もともと全く違う職種でお仕事を探していた私に、ある日提案されたのが…

「プリント基板設計」

正直なんのこっちゃと思いました。
それまでの私の人生のなかで一度も聞いたことがない言葉でした。
基板はなんとなく分かる…PCとかに入ってるやつでしょ?
プリント…プリントってなんだ?設計ってどういうこと?
機械にもうとい、こういった業界があることも知らなかった私は、お仕事を紹介してくれる
スタッフの方の「すごくいい会社でね~」という言葉にも内心首をかしげ戸惑うばかり。
具体的にどんな仕事でどんなものを作るのか、一切想像もつかない会社というのが第一印象でした。

そんな状態からよく入社したなと思われるでしょうが、
いっそ何も分からないからこそやり甲斐があるのではと考えたのです。
全然分からないのでお話を聞かせてください!とお願いして、現先輩方に時間を割いていただき、
基板や設計の仕事について説明してもらいました。
私はよく聞く機械好き少年のようにラジオや身近な電化製品を分解して遊んだわけではありませんし、物理の授業は苦手で
電気のこともよく分かりません。家電の中で何がどうなって動くのか考えたこともありませんでした。
何の知識もなく不安もありましたが、どうせ新しいお仕事を始めるんだったら、
全部一から勉強させてもらおうと思ったわけです。
これは新人から育ててやろうという会社の方針のおかげであり、大変ありがたいことなのですが。

そんなこんなで未知の世界に飛び込んでみたわけですが、案の定右も左も分からず悪戦苦闘する毎日が待っていました。
回路図の見方も、回路設計や部品を作るソフトの操作も難しい。CAD(Board Designer)も
私の知ってるCADと全然違う。(そもそも建築CADくらいしか知らない)
最初の頃は部品一つ登録するのに半日かかるなんてざらでした。…今も部品を作るのは苦手ですが。
基板の実物を見たときも、うわー部品小さい!細かい!とビックリしたものです。
普段自分が使っている製品のサイズを思えば当然と言えば当然のサイズ感なんでしょうけど。

そんな感じで毎日新しい情報と驚きの連続で、困惑したり悩んだりしながら今日までやってきました。
先日、初めて携わった基板が出来上がって手元にやってきたのですが…。
嬉しい反面、反省するところも沢山あって何だか複雑な気持ちになりました。
と、落ち込むばかりでもいられないので、諸先輩を頼りに、
これからも日々勉強して、少しでも前に進めるように頑張りたいと思います。